2021.04.26
[注] 前回分ブログは実際は4.01の記述であったが、公開日が今日であったため、前々回4.11ブログの後に公開されてしまった。本来の順序が狂ってしまったが、訂正する方法が分からないので、その旨御理解の上ご覧下さい。
今日は、私にとって転換の日となった。
1つは、この1ヶ月悩みに悩んだ末の結論を出したこと。
2つは、私の嘆きにすぐ呼応して、慰めにわざわざ来ていただいたご家族とその友人ご家族。
3つ目は、数年振りの突然の電話(前回もそうだった)があったこと。
1つ目の出来事は、「やはり自分は馴染めない」と腹の底が言っていると自覚した時、今月就いたばかりの職を辞する結論を出した。
後5~10年スパンで向き合うべき質が職場にあり、その10年に自分が本当に向き合えるのかと自問した時、申し訳ないが、私に残された時間の限界までその仕事に費やす決意がつかなかった。そのため、非礼を承知で、本午前、辞職願を本部に郵送した。
勿論、それまでには経営者に2,3度メールで訴え、またいただいた電話でも長々と話をしたが、経営者との意識のズレは修正できなかった。
2つ目は、そうせざるを得なかった自分の情けなさに耐えきれず、親しくしていただいているご家族にLINEして自分の情けなさをついぼやいてしまった。それに直ちに返信をよこして下さり、少しやりとりした。
そのLINEに添付されたご家族のお子さん(こども園園児)の写真を見ていると、気持ちの揺れは大分治まってきた。こども園では色々ありやはり悩んだ末に辞めたのだが、在職中に出会った何人もの子どもたちにどれだけ自分が救われていたか、今回のことでもよく分かった。ありがとう...。
しかも、私が仕事を終え住宅に戻ると、階下の友人ご家族共々顔を見せて下さり、お子さんたちの笑顔で私は慰められた。この親身さは、今までの暮らしの中でも殆ど経験したことがない。人への<優しさ>って、こういうことなのだろうか...と、何かが揺さぶられる。
3つ目は、以前勤めた神奈川の障害者支援施設で職員として働いてもらっていたナースから突然電話があったこと。内容は、「診療所併設の同施設入所者に訪問看護を導入することは可能なのか」というもの。この辺りの疑問は、確かに微妙な判断が必要で、医療サイドからすると「診療報酬」が請求できるか否かの境界になる問題であり、彼女は施設運営の裏技を知っている中村に尋ねようと発想したのだろう。
私はその施設を辞めて既に17年も経つのに、携帯番号を変えていないからだろうが、昨日まで話をしていたかの感じで電話してきた彼女の変わりなさには脱帽である。なんとも不思議なご縁である。
そんなこんながあった今日。
ここにいることが不思議であり、ここで生きていられることも不思議な感じがする。
それに、ちょっとつまずけば『大丈夫?』と声をかけて下さる方がすぐ側におられることも、私には有り難く、不思議な世界。これが<高野山>か!
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